2019年6月3日月曜日

医療保険は入っておいた方がよいか。

人生のリスクに備えるにはお金と合わせて健康も必要になってきます。投資と健康という観点で医療保険には入っておいた方がいいのでしょうか?

結論としては、生活費に余裕があるなら入る必要がありません。病気になった瞬間に生活が回らなくなるようであれば入っておく必要があります。
要は、健康リスクを上回る資金余力があるかないかで加入有無が分かれます。

入らなくて良い理由


・保険会社の取り分が多い


安いといわれるライフネット生命は保険会社の取り分(付加保険料)を開示しています。だいたい40%ぐらいが取り分です。ということは1000円掛けたとしても、契約者に返ってくるのは60%です。競馬とかよりも戻りが悪いです。保険とは要は自分の健康をかけたギャンブルみたいなものです。
日本生命や明治安田生命の自社ビルはとてもすごいですし、社員も超高給取りですし、それらは契約者の保険料からきているので、保険は保険会社が勝つような仕組みですね。
ライフネット生命の付加保険料を掲載しているHPはこちらです。

・高額医療費助成がある

1月に医療費が大幅に多かった場合に、一定の額以上は払い戻される制度があります。例えば月収が25万円の人が入院して1月に100万医療費がかかったとしても、57600円が自己負担の限度額でそれ以外は戻ってくるという制度があります。そのため、医療費がかかりすぎて破産するなんてことはほぼありません。自己負担額は自分の所得によって変わってきますので詳しくは自分の健保組合のHPを参照してください。


入った方がいい場合

入るとしたら保険会社ではなく、共済がいいと思います。県民共済やコープ共済です。月1000円とかで最低限の保障がついています。家系的に大病しそうな人や超不健康な生活をしている場合は健康なうちに高額の保険に入っておいた方がいいと思いますが、普通の人はお守り替わりに共済が一番パフォーマンスがいいかなと思います。
共済よりもお得なのは会社の団体保険です。こちらは利益を上げようとしていないので共済よりもオススメです。ただ、大きな会社に入っていないと入れませんし、万が一退職した場合は無保険状態になるというリスクがあります。なので、共済に1口入っておくのが一番無難かなと考えています。
また、生命保険料控除で年末調整時に税金が返ってきますので、お得です。ただし、年間掛金10までですので、月に1万円以上かけた分については税金が返ってきませんので、入りすぎるとお得度がどんどん減っていきます。
私は共済に最低限で入っていますが、1度も請求したことがないので全くお得になっていません。まぁ健康なのでいいですが・・・(健康だからいいやとしてると、入りたくなった時に不健康になっていて入れない恐れもありますので、薄く1口無難です)

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