2019年5月24日金曜日

日本はMMTを実践している状態では?

MMTとは

現代貨幣理論という今流行りの経済理論です。どういうことかといいますと、「自国の通貨で国債を発行できる権限がある政府は、財政政策で財政赤字や債務残高などを気にしなくてもよい」ということです。要は日本は赤字国債を好きなだけ発行しても別に何も問題ないよねということです。
教科書で習ったりテレビでやってる経済理論だと、政府の赤字が拡大すれば金利が上昇して国債が暴落して景気が悪化して国が崩壊するということを習ってきたので、逆のことです。財政赤字はめちゃくちゃ嫌われているものでGDPの何倍も借金があるとか散々叩かれている状態にありますが、別にいいじゃんという理論です。

MMTの欠点

インフレが起きた場合にそれを止めようと自国通貨の金利を上げた時に当該通貨を借りている他国に大きな影響がでます。また、インフレ懸念が起きて銀行から預金の引き出しラッシュが起きてしまうとハイパーインフレになって大変なことになってしまいそうです。というのが定説ですが、日本の国民性としてハイパーインフレにはならない気がするんですよね。例えば、震災の時に現地では物資が少なくなるので自由経済だとおにぎり1個1万円でも売れると思います。でも、スーパーはワンコインの100円で売ります。法外な値段でガソリンを売っていたお店はその後潰れたりしています。自由経済だと利益がたくさん出たのでそれを元にもっとお店は発展しているはずです。定価より高く売ることに対する嫌悪感を持っている国民性になったので、ジンバブエのようなハイパーインフレになる土壌にはないと考えています。
それに、日銀がお金を大量に発行してマネーサプライ(お金の供給)を増やしてもインフレターゲットの2%に全くたどり着いていません。もう国債を発行しまくってもインフレにならなければメリットしかないのでいいでしょ^^
日本国債は利率が低くいのに、万が一財政破綻して利率が上がった時のリスクは半端ないと聞いていました。そのため私は日本国債に投資していません。でも、それを言われ続けて10年以上たっても別に何も危機になっていません。

まとめ

とはいえ、国はいくら借金してもOKですと経済学的にもお墨付きを与えてしまうと、日本の国民性だと調子に乗って失敗しそうな気がします><なので、今のまま借金をしまくって、一部の学者は永久に懸念をしたまま進んでいって100年後にMMTは正しかったねとなるのがベターなんじゃないかなと考えています。
国が株を買っていることの出口政策にも巨大なリスクがありますので、出口は検討しますと言いながら今の投資規模を50年ぐらい続けて欲しいです。そうすれば日経平均もダウみたいに右肩上がりになってみんなハッピーになると考えます。

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